山形県立鶴岡養護学校
 

訪問教育

訪問教育

1 訪問教育目標 児童の可能性を伸ばし、心豊かに主体的な生活をする児童を育てる。

  【めざす児童像】   
     (1) 明るく生き生きと生活する児童
  (2) 仲間と仲良くする児童
  (3) 自分の力を発揮する児童

2 経営の方針
  (1)児童の障がいや実態に応じた活動を計画・実践し、安心・安全な環境のもと経験の拡大に努める。
  (2)日常の生活や交流を通して、友達や学部職員との関わりやつながりを大切にし、人と関わる力の育成に努める。
  (3)児童の自立と社会参加に向けて、発達段階や児童の実態を踏まえつつ、学部と一貫性のある教育課程を整え、
      主体的に取り組む態度の育成に努める。
  (4)保護者、関係機関、地域社会との連携と協力を大切にした経営に努める。

3 経営の重点
  (1)明るく生き生きと生活する児童の育成
    ① 児童の障がいに応じた「個別の教育支援計画」、「個別の指導計画」を作成し、児童が力を発揮できるように
                   日々の学習の積み上げに努める。
    ② 健康で安心・安全な生活ができるように、教育環境の整備に努める。児童の良さや思いを尊重し、共感的に
                   関わりながら楽しく充実した授業の実現に努める。学部、学年の共通理解を図ると共に、職員全体で連携を密にし、
                   安心・安全に生活できるように努める。
  (2)仲間と仲良くする児童の育成
    ① 担任との関わりを通し、家族以外の人と関わる楽しさを感じとれるような活動を取り入れていく。
    ② スクーリングや行事への参加を通し、学年、学部との直接交流を計画実施し、生活経験や人との関わりを
                   広げるように努める。
                   日々の学習では、ICT機器を活用して間接交流や学部と連携した活動を積極的に行い、つながりを大切に
                   するように努める。
      動画や写真、掲示物などで学校とのつながりを感じられるようにしていく。
  (3)自分の力を発揮する児童の育成
    ①「健康で安全な生活」「主体的な姿」を将来の進路につながる大切な力と捉え、学部、学年で児童の共通理解を図り、
                   個に応じた指導・支援の充実を図る。
    ② 児童の障がいや体調、発達段階などを的確に把握し、主体的・対話的で深い学びの視点で授業改善を行い、主体的に
                   取り組む態度の育成に努める。
  (4)信頼される訪問教育
    ① 児童のもつ良さや、指導・支援の方法などの共通理解を図り、児童が安心し安定した生活を送れるように、保護者や
                   医療、福祉などの関係諸機関との連携に努める。リモート授業の際には、保護者と事前打ち合わせを行なったり、
                   教材の渡し方を工夫したりして、授業が進めやすくなるように努める。また、訪問担当者や学年、学部の協力体制を
                   整え、職員一人一人が使命感と責任感をもち、職務を遂行する。