学校長あいさつ
校長 村上 未紀
学校の庭木に尾長が舞い降り、さえずりと共に青く輝く翼がまぶしい頃となりました。令和6年4月11日には、小学部13名、中学部7名、高等部17名の新入生を迎えて学部ごとに厳かに入学式を行うことができました。元旦には能登半島地震があり、未だ通常の生活に戻ることが難しい方々がいらっしゃるなか、この日を迎えることができたことに感謝しつつ、児童生徒の皆さんの学校生活の充実に尽力する決意を新たにしたところです。
この鶴岡養護学校は、山形県の庄内地方に位置し、南東には出羽三山の主峰月山、北には出羽富士とも呼ばれる鳥海山がそびえ立つのどかな田園地帯に開校し、今年度45年目を迎えます。開校当初より、地域や関係機関の方々並びに卒業生や保護者の方々から多大なご支援をいただきながら、長年、地域と共に歩んで参りました。これまでの結びつきを大切にしながら、児童生徒と保護者の皆様と共に、今もこれからも、児童生徒が自分の良さを発揮しながら、心豊かに生活する姿の実現に向けて精進して参ります。
本校の教育目標
一人一人の可能性を伸ばし、社会の一員として心豊かに主体的な生活を送る
人間を育てる。
【めざす子ども像】 明るく 仲良く 自立した生活をめざして取り組む子ども
〇 明るく生き生きと活動する子ども 〈いのち/健康・明朗〉
〇 みんなと仲良くする子ども 〈つながり/共生・協力〉
〇 自立した生活を目指す子ども 〈まなび/自主・意欲〉
今年度の経営方針
(1)児童生徒の自己肯定感を育むとともに、互いの存在や良さを認め合える教育活動を推進する
(2)児童生徒の多様な実態を踏まえた12年間を見通したカリキュラムの改善を行う
(3)業務内容の適正化を図るとともに、教職員の特別支援教育における専門性を高める
基本的な感染症対策と児童生徒に合わせた安全対策を講じながら、安心できる学校運営に取り組んで参ります。今年度も、本校へのご理解ご協力をお願い申し上げます。